「専門店」を探しましょう

トレイにのっているお金

価値ある古書は、専門店の買取サービスで処分しましょう!とはいうものの、たとえば神田神保町の古書街に足を運び、目に付いた最初のお店に飛び込んで買取を依頼……というのはやめたほうがいいでしょう。
神田神保町は日本最大級の古書街で、確かに並んでいるお店はすべてが専門店。最新の本しか置いていない新刊書店のスタッフよりも、はるかに多くの本に関する知識を持っている店主、スタッフが買取の査定をしてくれます。
ですが、本の世界というのはご存知の通り広く、そして深いもの。本の専門家といっても、あらゆるジャンルの本に120%精通している、というスーパーマンはなかなかいません。神保町で古書店を経営する人の多くが、何かしら特化した「得意ジャンル」を持っているのです。
たとえばオーソドックスに小説・評論・詩などの「文学」を得意とする古書店がありますし、「文学」の中でも特に「ミステリ文学」に強みを持つお店もあります(実際、神田神保町には国内外のミステリー小説ばかりがずらりと並んでいるという奇跡のようなお店があります)。
そのほか、それぞれ「哲学」の本を専門とするお店や、「アート」関係の古書を多く扱っているお店などがあります。中には古今東西のアイドル写真集やポスターなどを専門に扱うお店もあります。

超有名な文学者が部数限定で出版した本、「文学」のジャンルに属する本を、アイドル関係の専門店に持っていっても適正な金額で買い取ってもらうことはできないでしょう。買取はできないといわれてしまうかもしれません。
というわけで、古書店の中でも特に自分が処分したい本のジャンルに合う専門店はどこかということに留意して、探す必要があるのです。